組織そしょく)” の例文
今あんな真似まねをすれば一週間たないうちに大病人になるにきまっていますが、医者に聞いて見ると、戦争のときは身体からだ組織そしょくがしばらくの間に変って
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
当時二番目と三番目の兄は、まだ南校なんこうへ通っていた。南校というのは今の高等商業学校の位置にあって、そこを卒業すると、開成学校すなわち今日こんにちの大学へ這入はい組織そしょくになっていたものらしかった。
硝子戸の中 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)