絃打つるう)” の例文
蝋燭ろうそくをつけて参れ。随身に弓の絃打つるうちをして絶えず声を出して魔性に備えるように命じてくれ。こんな寂しい所で安心をして寝ていていいわけはない。先刻せんこく惟光これみつが来たと言っていたが、どうしたか」
源氏物語:04 夕顔 (新字新仮名) / 紫式部(著)