“細縄”の読み方と例文
読み方割合
ほそなわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
陰干しの煙草たばこをゆわえた細縄ほそなわの下をくぐって突き当りのあばらやの、窓から四歳の男の子が、やあれ、ととさまが、ぜぜ持ってもどらしゃった、と叫ぶもふびん、三人の足は一様に立ちすくんだ。
新釈諸国噺 (新字新仮名) / 太宰治(著)