“紅茶（こうちや）” の例文

「……冷藏庫（れいざうこ）に、紅茶（こうちや）があるだらう……なんか言（い）つて、呆（あき）れつ了（ちま）ひますわ。」

露宿 (旧字旧仮名) ／ 泉鏡花、泉鏡太郎(著)

露西亜（ろしや）のサモワル、紅茶（こうちや）の湯気（ゆげ）に

とんぼの眼玉 (新字旧仮名) ／ 北原白秋(著)

紅茶（こうちや）のしめりが

東京景物詩及其他 (新字旧仮名) ／ 北原白秋(著)

“紅茶”の解説

紅茶（こうちゃ）とは、摘み取った茶の葉と芽を萎凋（乾燥）させ、もみ込んで完全発酵させ、乾燥させた茶葉。もしくはそれをポットに入れ、沸騰した湯をその上に注いで抽出した飲料のこと。なお、ここでいう発酵とは微生物による発酵ではなく、茶の葉に最初から含まれている酸化酵素による酸化である。
日本語の紅茶の語源はその抽出液の水色（すいしょく）に由来する。以下では、水色を青みのカラーを表す「水色（みずいろ）」と区別するため、語を「茶湯の水色」と統一して表記する。
(出典:Wikipedia)

紅	常用漢字 小６ 部首:⽷ 9画
茶	常用漢字 小２ 部首:⾋ 9画