“管鎗”の読み方と例文
読み方割合
くだやり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さらには、管鎗くだやりを持ったげん小七だの、野太刀やかいを振りかぶる小二、小五などの三兄弟のほか、この浮巣島の漁民十数人も加わって
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
楊林ようりんは、管鎗くだやりの使い手とか。先ごろ神行太保しんこうたいほう戴宗たいそうが、その旅路から裴宣はいせんなどとともに、梁山泊へつれて来た新入り仲間の一人である。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
竹の皮笠に、半蓑はんみのを着、手に管鎗くだやりを持った男が、白い歯を見せてからかった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)