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箆深
ふりがな文庫
“箆深”の読み方と例文
読み方
割合
のぶか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のぶか
(逆引き)
額へ当れば額、頬っぺたへ当れば頬っぺた、縦に来た時は
箆深
(
のぶか
)
に肉に食い入ろうというのだから、この矢面には向うべくもない。
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
が、たつた一つ、
藁
(
わら
)
屋根の頂點に、何處から飛んで來たか、蟲喰ひの稽古矢が一本、
天矢
(
そら
)
が落ちて來た恰好に、
箆深
(
のぶか
)
く突つ立つて居るだけ。
銭形平次捕物控:076 竹光の殺人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
たかうすびょうの矢が一筋、
颯然
(
さつぜん
)
と風を切りながら、ひとゆりゆって後頭部へ、ぐさと
箆深
(
のぶか
)
く立ったからである。
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
箆深(のぶか)の例文をもっと
(8作品)
見る
箆
漢検準1級
部首:⽵
14画
深
常用漢字
小3
部首:⽔
11画
“箆”で始まる語句
箆棒
箆
箆棒奴
箆棒様
箆台
箆目
箆竹
箆臺
箆頭肆
箆麻子油
“箆深”のふりがなが多い著者
中里介山
野村胡堂
芥川竜之介