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筧
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とい
ふりがな文庫
“
筧
(
とい
)” の例文
其の身其の儘でころりとお休みなさるので
宜
(
よ
)
ければ、其処に清水を
筧
(
とい
)
で引いた井戸がありますから足を洗って此処へお上りなさい、
盥
(
たらい
)
は台所にありますよ
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
湯気の白くいっぱいにこもった中に、
箱洋燈
(
はこらんぷ
)
がボンヤリと暗くついていて、
筧
(
とい
)
から落ちる上がり水の音が高く聞こえた。
湯殿
(
ゆどの
)
は掃除が行き届かぬので、気味悪くヌラヌラと
滑
(
すべ
)
る。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
筧
漢検1級
部首:⽵
13画
“筧”を含む語句
木筧
石筧
筧又蔵
筧播磨守
筧氏
筧求馬
筧菊弥