筒型つつがた)” の例文
その伯爵は、急に一声ひとこえうなると、岩のうえに腹ばったまま、筒型つつがたの望遠鏡をとりだして、目にあてた。そして前より熱心に、洞窟の多島海のまん中あたりを見つめているのであった。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)