竪杵たてぎね)” の例文
男性が使う撞木型の大きな横杵よこぎねではなく、棒状の両端が太く、中央部を握ってつき下す竪杵たてぎねを使用して、軽くコンコロ、コンコロと長い時間を掛けて、麦をついたものである。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)