よう)” の例文
りょうたりかくたり、沖漠希夷たり、ようたりめいたり、妙明離微たり、はるかに迷悟凡聖の際を出でて、生死涅槃ねはんの域をこゆ。際を出ずるをもってのゆえに、よく迷悟に入り、よく凡聖に入る。
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
今其源頭に立って覗いて見ても、ようとして大洞川の名に背かないことが頷かれる。
秩父の奥山 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)