“空都”の読み方と例文
読み方割合
くうと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
皇都は皇室なき空都くうととなり、この国の歴史の断崖にのぞむ夜となるのかと思うと、いまさらの如く、多年王朝の復古をさけんで来た革新的な若公卿ですら、身の毛がそそけ立ッて来るものとみえる。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)