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稼業
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しょうべえ
ふりがな文庫
“
稼業
(
しょうべえ
)” の例文
「ほんとにおめえには、気の毒だよ。遊びてえ盛りを、こうやっておいらといっしょに、
日
(
ひ
)
がな一
日
(
にち
)
辻に立って、
稼業
(
しょうべえ
)
するんだからなあ」
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「ちっ、困ったなあ」腕組みをほどいた文次が、「この
稼業
(
しょうべえ
)
ばかりは何からどう糸を引くかしれねえから、では、ちょっくら出張って——」
つづれ烏羽玉
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「どうしてどうして、勘の言い草じゃあねえが、弁財天といわれる師匠の足だ。めったに拝見できるもんじゃあねえ。これも岡っ引の役徳で、
稼業
(
しょうべえ
)
冥利よなあ、師匠。」
釘抜藤吉捕物覚書:13 宙に浮く屍骸
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
なあ、俺も不浄が
稼業
(
しょうべえ
)
でね、根掘り葉掘り嫌なことを言い出すかも知れねえが、気に
障
(
さえ
)
ねえでおくんなせえよ。乙に
匿
(
かく
)
したり絡んだりされるてえと事あ面倒だ。一つ直に談合しようじゃごわせんか。
釘抜藤吉捕物覚書:09 怨霊首人形
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「だが、貴様、置き引きが
稼業
(
しょうべえ
)
だというじゃあねえか」
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
“稼業”の意味
《名詞》
生活を維持するための仕事。なりわい。
(出典:Wiktionary)
稼
常用漢字
中学
部首:⽲
15画
業
常用漢字
小3
部首:⽊
13画
“稼業”で始まる語句
稼業柄
稼業人
稼業替
稼業用
稼業冥利