稲㧡いねこき)” の例文
其処から稲㧡いねこき村まで二里、此処に無集配の郵便局があって、附近の物産の集散地になって居る。それより梓川に沿うて六里、殆んど人家とてもない様な山道を片登りに登ってゆくのだ。
みなかみ紀行 (新字新仮名) / 若山牧水(著)