秦阿寺はたのあてら)” の例文
もしこのアタが東漸してついに羽前の左沢となったとすれば、一語の沿革もまたきわめて大きな歴史を解明し得るものといえる。『日本書紀』大化五年三月庚午の条に、秦阿寺はたのあてらという人の名が見える。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)