“神祭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かみまつり50.0%
かんまつり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十月という月は神無月かんなづきともいって、もとは神祭かみまつりのほとんとない月だった。ところが神社大観などを開いて見ると、大小の社の祭典は、三分の二近くがこの月を以て挙行せられる。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
桔梗ききょうという花のしばしば神祭かみまつりに使用せられるのは、あるいはその形状からでも若干の理由を推測し得ぬことはないが、その他の植物に至っては、繁茂の地が荒野であった点以外に
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「当り前じゃあないか。神祭かんまつりの際に悪事を働くなんど怪しからん奴等だから、懲らしめのために二年つづきで遣付やっつけてやった。今年で根絶ねだやしに致すところなんだ」
怪異暗闇祭 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)