祖母上ばばうえ)” の例文
愴然そうぜんたる感いと深く、父上母上の我が思いなしにやいたく老いたまいたる、祖母上ばばうえのこの四五日前より中風とやらにかかりたまえりとて、身動きもしたまわず病蓐びょうじょくの上に苦しみいたまえるには
突貫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)