破戒僧はかいそう)” の例文
だが、その頃から叔父はもう小さな破戒僧はかいそうだったのだ。叔父は学院に通いながらある煙草屋たばこやの娘を追っかけまわしていた。
破戒僧はかいそうの表裏 こういう大罪だいざいを犯しててんとしてじないところの人間がです、かえって虫を殺したりしらみを殺したりすることを大いに恐れてしないような事もあるです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
ははは、破戒僧はかいそうのくり言は、これくらいにしておきましょう。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)