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石打
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いしうち
ふりがな文庫
“
石打
(
いしうち
)” の例文
「あれは秘蔵の鷹の
石打
(
いしうち
)
じゃ。あとで誰かに流れを越させて、拾っておいてくれるように」
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
二人をのせた深夜の車は、赤城の麓を通るころから雪の上を走りはじめ、上越連峰の真下をくぐり、
土合
(
どあい
)
や
土樽
(
つちたる
)
や
石打
(
いしうち
)
や積雪量の最も深い雪の下をくぐりつづけて行く車だつた。
蒼茫夢
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
○
石打
(
いしうち
)
明神
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
抜いてみると、矢羽はぜいたくな
鷹
(
たか
)
の
石打
(
いしうち
)
、やじりは
槇
(
まき
)
の葉形のドキドキするものであった。それに
錆
(
さび
)
がみえないところから察するに、つい、昨日かきょうの流れ矢であろうと思われる。
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
○
石打
(
いしうち
)
明神
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
“石打”で始まる語句
石打羽