“睜(みまは)” の例文
見ると番(つが)ひの梟(ふくろ)で、厭世哲学者のシヨオペンハウエルのやうな眼をして、じつと其辺(そこら)を睜(みまは)してゐたが、暫くすると背後(うしろ)の藪のなかへ逃げ込んでしまつた。
滝田氏はきよろ/\四辺(あたり)を睜(みまは)したが、手紙が目につくと、猿のやうに手を伸ばして、それを引(ひ)つ奪(たく)つた。