“眼見得”の読み方と例文
読み方割合
めみえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分と一所に王様の前にお眼見得めみえに出るとの事、念のため今一度、二人の顔を見ておきたいと、なおもよく気を付けて眼を配っていますと、この時姉妹あねいもうとの二人は、兄の怪我を気遣いながら
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
下宿料もキチンキチンと入れる。今朝はどこかへ奉公のお眼見得めみえに行くのだから早く起してくれと云って寝たが、十時頃まで起きないから、起しに行ってみると、イクラゆすぶっても眼を開けない。
山羊髯編輯長 (新字新仮名) / 夢野久作(著)