“眞矢”の読み方と例文
新字:真矢
読み方割合
ほんや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
味噌汁に石見銀山を入れたつて、誰の口に入るか、確かに解る筈もなく、障子外から眞矢ほんやを射込んで、命を取ることは六つかしからう
眞矢ほんやが一本、彌太郎の玩具にされて居たとわかると、平次は八五郎を母屋に走らせて、床の間に立てかけてあつた、弓を一と張取寄せて見ました。
庭から一本の眞矢ほんやが、恐ろしい勢ひで飛んで來て、大黒屋徳右衞門の喉笛をカスめ、危ふいところで殘して、矢は後ろの唐紙へブスリと突つ立つた。