盛籠もりかご)” の例文
第二回の『於母影おもかげ』は珠玉を満盛した和歌漢詩新体韻文の聚宝盆しゅうほうぼんで、口先きの変った、丁度果実くだもの盛籠もりかごを見るような色彩美と清新味で人気を沸騰さした。
鴎外博士の追憶 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)