“白詩”の読み方と例文
読み方割合
はくし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つまり、「頭陀の法を学ばざれば、前よりの心安んぞ忘るべけん」と云う白詩はくし示唆しさに従った訳なので、それは父の死ぬ一年ほど前、滋幹が七つぐらいの時のことであった。
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
と、老人が又白詩はくしを唱えた。
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)