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発駕
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はつが
ふりがな文庫
“
発駕
(
はつが
)” の例文
「みな心得ておけよ。
隠岐遷幸
(
おきせんこう
)
のご
発駕
(
はつが
)
はいよいよ明日だぞ。あすの
巳
(
み
)
の
刻
(
こく
)
(午前十時)六波羅を立つ」
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
将軍
上洛
(
じょうらく
)
の前触れと共に、京都の方へ先行してその準備をしようとする
一橋慶喜
(
ひとつばしよしのぶ
)
の通行筋はやはりこの木曾街道で、旧暦十月八日に江戸
発駕
(
はつが
)
という日取りの通知まで来ているころだった。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
おいとま仰せ出ださる。一同拝領物。
発駕
(
はつが
)
之日、御馳走大名お届け登城——。
元禄十三年
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
ご
発駕
(
はつが
)
、三月七日。以上
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“発駕”の意味
《名詞》
駕篭が出発すること。
貴人が出発すること。
(出典:Wiktionary)
発
常用漢字
小3
部首:⽨
9画
駕
漢検準1級
部首:⾺
15画
“発駕”で始まる語句
発駕奔喪