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瘞
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うず
ふりがな文庫
“
瘞
(
うず
)” の例文
黄巣
(
こうそう
)
が手ずから
瘞
(
うず
)
めた無数の金銀を得大いに富んだというが、世俗白鼠を大黒天、白蛇を弁財天の使で福神の
下属
(
てした
)
という。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
まず正に言あり、鬼は人の影なり、人は鬼の形なり、影と形と相
肖
(
に
)
る。人の寿は百有二十、鬼の寿はまた百有二十、五世してその主を
瘞
(
うず
)
め、その諸、もって取るあり。
通俗講義 霊魂不滅論
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
「私はただこの子供しかありません。この子供は毎日私について来て手助けをしてくれておりましたが、とうとうこんなことになりました。これからいって
瘞
(
うず
)
めましょう。」
偸桃
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
相手の乞児はそれを聞くと、急に悪心を起して酒の中へ毒を入れて飲ましたので、その乞児は死んでしまった。相手の乞児は猿曳の蓄えてあった金を奪い、その死骸を野外に運んで往って
瘞
(
うず
)
めた。
義猴記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
瘞
部首:⽧
15画