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たわごと
ふりがな文庫
“
痴言
(
たわごと
)” の例文
旧字:
癡言
「何を
莫迦
(
ばか
)
な!
痴言
(
たわごと
)
申すな! 将軍様真筆の遺言状など、あるはずはなく、よしあるとも、何んの越中定信なんどの手に……」
血煙天明陣
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
しかし泰平なればこそさような
痴言
(
たわごと
)
も吐けるのだ、いざ合戦となった場合どちらが御馬前の役にたつか、叩きのめすという言葉こそ幸い、心得のほどを
此処
(
ここ
)
で拝見つかまつろう
足軽奉公
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「はずみに申した
下司
(
げす
)
の
痴言
(
たわごと
)
、お聞捨てにねがいます」
鈴木主水
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「飲む飲まぬ、何を
痴言
(
たわごと
)
、息ある限りあの女、拙者を狙うことご存知ないか!」
血煙天明陣
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
何を
痴言
(
たわごと
)
! 口を酸くしてこの拙者、百姓の惨苦、一揆の状況、事を細かに申し上げ、お出張りお願いいたしまするや、余はいわゆる名門の出、それに金銭に事も欠かぬ、そういう身分でありながら
血煙天明陣
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
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「
痴言
(
たわごと
)
申すな!」
犬神娘
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“痴言”の意味
《名詞》
思慮のないいい加減な言葉。戯言。
(出典:Wiktionary)
痴
常用漢字
中学
部首:⽧
13画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“痴言”で始まる語句
痴言放題
痴言猥歌