“異存無之”の読み方と例文
読み方割合
いぞんこれなく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何? 娘をやる約束はしなかった? 馬鹿も休み休み言えッ、〈返済相成兼候節へんさいあいなりかねそうろうせつ如何いかなる物を御取上げ候共異存無之いぞんこれなく〉と其方そちの判をした証文が入っているぞ。
何? 娘をやる約束はしなかつた? 馬鹿も休み/\言へツ、——返濟相成兼候節は如何なる物を御取上げ候共異存無之いぞんこれなく其方そちの判をした證文が入つて居るぞ。其娘は兼々拙者所望の品だ。