“無之旨”の読み方と例文
読み方割合
これなきむね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
愚僧はおおいに驚き慶蔵の申開きにはいさゝかの偽りも無之旨これなきむね申述べたくは存じ候ものゝ、しからば樹上の五拾両は誰が隠し置き候哉と御詮議ごせんぎに相なり候ては大変なりと
榎物語 (新字新仮名) / 永井荷風(著)