“瓦斯焜炉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
がすこんろ50.0%
ガスこんろ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女将は嬌笑しいしいイソイソとコック部屋へ引上げると間もなくポーンと瓦斯焜炉がすこんろへ火の這入る音がした。このうちの支那料理は女将が自身で作ると見える。
超人鬚野博士 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
彼女のために瓦斯焜炉ガスこんろで湯を沸かしたり、それを金盥かなだらいへ取ってやったり、ジレットの刃を附け換えたり、いろいろ支度をしてやっている間に、窓のところへ机を持ち出してその上に小さな鏡を立て
痴人の愛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)