“璉馬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
デンマルク50.0%
デンマーク50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母上の物語り給ふを聞けば、かれが故郷にては聖母をも耶蘇の穉子をも知らずとぞ。その國の名をば璉馬デンマルクといへり。
(「ワンダル」は二千年前の日耳曼ゲルマン種の名なり。文に天祐に依りて璉馬デンマルクの王、「ワンダル」、「ゴオツ」諸族の王などゝ記するは、彼國の舊例なり。)
校長ピロッチイが名は、をちこちに鳴りひびきて、独逸ドイツの国々はいふもさらなり、新希臘ギリシア伊太利イタリア璉馬デンマークなどよりも、ここにきたりつどへる彫工ちょうこう、画工数を知らず。
うたかたの記 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)