“珠根”の読み方と例文
読み方割合
たまね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しばらく自分の手にした朱泥しゅでいはちと、その中に盛り上げられたようにふくれて見える珠根たまねを眺めていたが、やがてその眼を自分の横顔に移して
変な音 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
しばらく自分の手にした朱泥しゆでいはちと、其中に盛り上げられた樣にふくれて見える珠根たまねを眺めてゐたが、やがて其眼を自分の横顏に移して、此前御入院の時よりもうずつと御顏色が好くなりましたねと
変な音 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)