“玷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あやまち33.3%
きず33.3%
けが33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
羅摩なお不承知で、私陀永く楞伽に拘留された間一度も敵王に穢された事なくば、すべからく火に誓うて潔白を証すべしと言い張る。私陀固くその身にあやまちなきを知るから、進んで身を火中に投ぜしも焼けず。
悪を汝の幕屋まくやに留むるなかれ、さすれば汝顔をあげてきずなかるべく、堅く立ちておそるる事なかるべし
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
それは丁度払つても払つても尽きずにやつて来る塵が、絶えず心の玉をけがさう玷さうとしてゐるやうなものであつて、少し油断をしてゐると、すぐ玷されて捉えられて行つて了ふ。
心の絵 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)