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玄米
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こめ
ふりがな文庫
“
玄米
(
こめ
)” の例文
徳久利でどうして舂くのかといったら、薬研では
玄米
(
こめ
)
が
破
(
くだ
)
けてしまうから、貧乏徳久利で舂くのだといった。
旧聞日本橋:11 朝散太夫の末裔
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
辻立
(
つじだ
)
ちから引き揚げて帰ると、そのままの姿で
玄米
(
こめ
)
を
炊
(
かし
)
ぎ、薪をわり、また、畠の芋や
蔬菜
(
そさい
)
など
採
(
と
)
ってきて——ともあれ大家族の晩飯のしたくに、夕煙りをにぎわい立てているのだった。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
毎夜、木賃でやる通りに、少量の
玄米
(
こめ
)
を
炊
(
た
)
き、
田螺
(
たにし
)
を煮て、飯をすました。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
玄米
(
こめ
)
は」
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“玄米”の意味
《名詞》
玄米(げんまい)
籾殻を取っただけで、まだ精米をしていない米。黒米。
(出典:Wiktionary)
“玄米”の解説
玄米(げんまい)とは、稲の果実である籾(もみ)から籾殻(もみがら)を除去しただけで、精白されていない状態の米である。
(出典:Wikipedia)
玄
常用漢字
中学
部首:⽞
5画
米
常用漢字
小2
部首:⽶
6画
“玄米”で始まる語句
玄米粥
玄米俵入
玄米納租