トップ
>
獄窓
>
ごくそう
ふりがな文庫
“
獄窓
(
ごくそう
)” の例文
またしばしば、
獄窓
(
ごくそう
)
につながれるなどの、帝王としては、余りにも
数奇
(
さっき
)
に過ぎる生涯を必然にしてしまわれたものであった。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
固
(
もと
)
よりこんな事で罪人の助かる
訳
(
わ
)
けはないが、とう/\
仕舞
(
しまい
)
に
獄窓
(
ごくそう
)
を隔てゝ
母子
(
ぼし
)
面会だけは叶いました。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
あの太陽の白い反射をふっと
獄窓
(
ごくそう
)
のなかに眺めることが出来たのです。
新生の門:――栃木の女囚刑務所を訪ねて
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
“獄窓”の意味
《名詞》
監獄の窓。監獄。
獄中であること。
(出典:Wiktionary)
獄
常用漢字
中学
部首:⽝
14画
窓
常用漢字
小6
部首:⽳
11画
“獄窓”で始まる語句
獄窓樹