猿冠者さるかじゃ)” の例文
「いや遊ぶにかけては、あの猿冠者さるかじゃのほうが、飽きもせず、達者でおざった。此方は飲むばかり、飲めばどこへでも、他愛のう寝てしもうたが」
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)