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猪之
ふりがな文庫
“猪之”の読み方と例文
読み方
割合
いの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いの
(逆引き)
婦女
(
おんな
)
の身としては
他人
(
よそ
)
の見る眼も羞ずかしけれど、何にもかも貧がさする不如意に是非のなく、いま縫う
猪之
(
いの
)
が綿入れも洗い
曝
(
ざら
)
した
松坂縞
(
まつざかじま
)
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
彼はいつものように、新出去定の供をして外診に廻ってい、その時刻には神田佐久間町の、藤吉という大工の家で、
猪之
(
いの
)
という男の診察をしていた。
赤ひげ診療譚:04 三度目の正直
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「おやそ、こんな葛籠はなぜ焼いてしまわなかった。お前はなぜ
猪之
(
いの
)
をおぶってすぐに来なかった。」
旧聞日本橋:07 テンコツさん一家
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
猪之(いの)の例文をもっと
(4作品)
見る
猪
漢検準1級
部首:⽝
11画
之
漢検準1級
部首:⼃
4画
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