猛悍もうかん)” の例文
しかし、顔良の猛悍もうかんとねばりは、ついに弱冠徐晃を次第次第に疲らせて行った。いまは敵せずと思ったか、さしもの徐晃も、斧を敵へなげうって、乱軍のうちへ逃げこんでしまった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)