“物価(もの)” の例文
旧字:物價
知合も交際(つきあい)もない。まるで他国と同様だ。それに来て見ると、砂が立つ、埃(ほこり)が立つ。雑沓(ざっとう)はする、物価(もの)は貴(たか)し、けっして住み好いとは思わない。……
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
其うち物価(もの)は次第(だん/″\)高くなり、お秀三人の暮(くらし)は益々困難に成って来た。
二少女 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
東京は物価(もの)が高いと云いながら、東京と京都の区別を知らない。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)