“物中”の読み方と例文
読み方割合
ものあたり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なに毒殺なんどと、その様な事があるものか。正しく物中ものあたりで、直きに治る。さ、さ、この薬を一服」
備前天一坊 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
「俊良様、御掛り合で、重々御迷惑とは存じまするが。それ、な、決して、その、毒死ではない、物中ものあたりの為め頓死で御座りましょうで、御手数ながらその御見立を一札どうぞ」
備前天一坊 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)