燈夜とうや)” の例文
よく見ると、燈夜とうやに街をかついで歩く、あの大きな竜燈りゅうとうである。長さはおよそ四五間もあろうか。竹で造った骨組みの上へ紙を張って、それに青と赤との画の具で、華やかな彩色が施してある。
首が落ちた話 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)