トップ
>
熔鉄
ふりがな文庫
“熔鉄”の読み方と例文
読み方
割合
ようてつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ようてつ
(逆引き)
僕は午前九時になると、いつものように職工服に身を固め、
亜細亜
(
アジア
)
製鉄所の門をくぐり、常の如く
真紅
(
まっか
)
にたぎった
熔鉄
(
ようてつ
)
を、インゴットの中に流しこむ仕事に従事した。
人造人間殺害事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
籠城側は
新手
(
あらて
)
の戦術に出て、城壁にたかる寄手の兵に
沸
(
に
)
えたぎった
熔鉄
(
ようてつ
)
をふりまいた。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
倖
(
さいわ
)
いにも、彼は今、片方の脚が痛かった。少し無理に駈けたので、その脚は、まるで
熔鉄
(
ようてつ
)
の中へ踏みこんだように、かっかと熱を持って、一歩ごとに、激痛が足の裏から眼へ突き抜けて来る。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
熔鉄(ようてつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
熔
漢検準1級
部首:⽕
14画
鉄
常用漢字
小3
部首:⾦
13画
“熔鉄”で始まる語句
熔鉄剤
検索の候補
熔鉄剤
“熔鉄”のふりがなが多い著者
吉川英治
海野十三