火消目付ひけしめつけ)” の例文
とびの光、火事頭巾、火消目付ひけしめつけらしゃなどが、煙にまじってうずまく中を抜けて、勧学坂かんがくざかから袋町ふくろまちを突ッきり、やがておのれの棲家すみかまで来てみると、すでにそこは一面の火の海。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)