“灌仏”の読み方と例文
読み方割合
かんぶつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日は御所からもたらされて灌仏かんぶつが六条院でもあることになっていたが、導師の来るのが遅くなって、日が暮れてから各夫人付きの童女たちが見物のために南の町へ送られてきて
源氏物語:33 藤のうら葉 (新字新仮名) / 紫式部(著)
灌仏かんぶつの日に生れけり唯の人 巴常
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
灌仏かんぶつや捨子則ち寺のちご 其角きかく
俳句はかく解しかく味う (新字新仮名) / 高浜虚子(著)