“瀬門”の読み方と例文
読み方割合
せと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其様な情無い事を云ふては下さりますまい、若も御上人様までが塔危いぞ十兵衞呼べと云はるゝやうにならば、十兵衞一期の大事、死ぬか生きるかの瀬門せとに乗かゝる時
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
もしもお上人様までが塔あぶないぞ十兵衛呼べと云わるるようにならば、十兵衛一期の大事、死ぬか生きるかの瀬門せとに乗っかかる時、天命を覚悟して駈けつけましょうなれど
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)