濁子じょくし)” の例文
たとえば岩波文庫の芭蕉連句集の(五一)と(五二)の中から濁子じょくしという人の句ばかり抜き書きしてみると、「鵜船うぶねあかをかゆる渋鮎しぶあゆ」というのがあってそこに「鳥」と「魚」の結合がある。
連句雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)