漆鉋うるしかんな)” の例文
漆鉋うるしかんなと云って、鎌のようなもので先の曲った奴を持って、腰に三四合ぐらい這入る竹の筒を提げて、漆を見つけると、その鉋で皮へ傷をつける。
紀伊国狐憑漆掻語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)