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漂泊
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さすらひ
ふりがな文庫
“
漂泊
(
さすらひ
)” の例文
我わが歌をもてウリッセをその
漂泊
(
さすらひ
)
の路より引けり、およそ我と親しみて後去る者少なし、心にたらはぬところなければ。 二二—二四
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
セザレウ※ッチ兄妹もやつぱり、
漂泊
(
さすらひ
)
の旅の寂しさを、背負つてゐる人だつた。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
他の
漂泊
(
さすらひ
)
歌人や、涙痕の行脚者を想ふほどな傷みがない。
折々の記
(旧字旧仮名)
/
吉川英治
(著)
去年から今年にかけて、故国の動乱を避けて、
漂泊
(
さすらひ
)
の旅に出た
露西亜
(
ロシア
)
の音楽家達が、幾人も幾人も東京の楽壇を賑はした。其中には、ピヤノやセロやヴァイオリンの世界的名手さへ交つてゐた。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
“漂泊”の意味
《名詞》
漂泊(ひょうはく)
流れ漂うこと。
さ迷い歩くこと。
(出典:Wiktionary)
漂
常用漢字
中学
部首:⽔
14画
泊
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
“漂泊”で始まる語句
漂泊者
漂泊人
漂泊士
漂泊女
漂泊性
漂泊生
漂泊癖
漂泊的
漂泊流寓
漂泊の猶大人