滝登たきのぼり)” の例文
旧字:瀧登
婆さんはこの時、滝登たきのぼりの懸物、柱かけの生花、月並の発句を書きつけた額などをしずかみまわしたから、判事も釣込まれてなぜとはなくあたりを眺めた。
政談十二社 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)