滑翔かっしょう)” の例文
またとんびが滑翔かっしょうしながら例のピーヒョロピーヒョロを繰り返すのもやはり同様な意味があるのではないかという疑いも起こし得られる。
疑問と空想 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
とんびの滑翔かっしょうする高さは通例どのくらいであるか知らないが、目測した視角と、鳥のおおよその身長から判断して百メートル二百メートルの程度ではないかと思われる。
とんびと油揚 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
そうしてそういう気流がまさしくとんびの滑翔かっしょうを許す必要条件なのである。
とんびと油揚 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)