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湯沸
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ゆわか
ふりがな文庫
“
湯沸
(
ゆわか
)” の例文
お婆あさんは、
湯沸
(
ゆわか
)
しだの、ソオス鍋だの、ラムプだの、燭台だの、シチユウ鍋だののいろんな鍋と蓋とを棚から取り下ろしました。
科学の不思議
(新字旧仮名)
/
ジャン・アンリ・ファーブル
(著)
(重兵衛は太吉を横目に睨みながら、
自在
(
じざい
)
の
湯沸
(
ゆわか
)
しを取って
下
(
しも
)
のかたへ行き、棚から
土瓶
(
どびん
)
をおろして茶の支度をする。
梟
(
ふくろう
)
の声。)
影:(一幕)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
もちろんこれは
湯沸
(
ゆわか
)
しの装置がうまく出来ているから、そういう温度の調節が誰にでも容易に出来るのであって、われわれの家の原始的な風呂桶などとは訳がちがうことは確かである。
家庭の人へ
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
「あの、
湯沸
(
ゆわか
)
しに水一杯
下
(
くだ
)
んせねえ。」
厄年
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
横田君はいろいろの準備をして来たとみえて、バスケットの中から
湯沸
(
ゆわか
)
しを取出して、ここで湯を沸かして茶をこしらえるというわけです。
青蛙堂鬼談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
▼ もっと見る
(棚には小さきランプを置き、炭焼男の重兵衛、四十五六歳、炉の前で焚火をしている。やがて大きい
湯沸
(
ゆわか
)
しにバケツの水を汲み入れて、炉の上の
自在
(
じざい
)
にかける。障子の内にて子供の声。)
影:(一幕)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
沸
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
“湯沸”で始まる語句
湯沸器